TEL 0996-23-5221 FAX 0996-23-9797

〒895-0074 鹿児島県薩摩川内市原田町2番46号

部署紹介

外来
病棟

化学療法室

主な疾患

大腸がん、乳がん、胃がん、膵がん、胆管がん、子宮がん、卵巣がん、血液疾患

ベッド数

ベッド 3台、リクライニングチェアー 5台

スタッフ

各診療科の医師、看護師、がん化学療法看護認定看護師、
 緩和ケア認定看護師、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカー

曜日・時間

月曜日~金曜日:午前8時30分~午後5時

看護の特殊性

近年、薬物療法の進歩や生活の質の重視により、入院治療から外来治療への移行が増えてきました。現在、当院化学療法室の外来治療件数は年間1,400件です。
 外来治療は様々な利点がある一方で、副作用を自宅で経過することになります。副作用や生活などに不安を抱える患者さんやご家族に対して、適切な看護支援や情報の提供を行っています。また、安心安全な投与管理を行い、リラックスして治療が受けられるように環境を整えています。

内視鏡室

はじめに

消化器疾患は咽頭・食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肛門までの消化器領域に加え、肝・胆・膵領域を含めた広範囲の領域に渡ります。消化器内視鏡としては、内視鏡指導医・専門医を中心としてがんのスクリーニング検査から先進的な内視鏡治療を行っています。
 内視鏡治療としては、早期癌に対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)、EMR(内視鏡的粘膜切除術)などの内視鏡手術のほか、胆道結石に対する内視鏡的結石除去術、また胆管がん、膵がんによる悪性胆道狭窄に対する内視鏡的胆道ステント留置術が増加しています。なお、近年はEUS(超音波内視鏡)を用いた検査、治療のほか、術後再建腸管に対する胆膵治療など、県内でもあまり行われていない内視鏡手技も積極的に行っています。

通常内視鏡
  • 上部消化管内視鏡(胃カメラ)
  • 下部消化管内視鏡(大腸カメラ)
特殊内視鏡
  • 内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)
  • 超音波内視鏡(EUS)
  • 超音波内視鏡下吸引針生検(EUS-FNA)
  • 内視鏡的粘膜切除術(EMR)
  • 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
  • 小腸ダブルバルーン内視鏡
  • 静脈瘤治療(EVL/EIS)
  • 胃瘻造設術(PEG)
緊急内視鏡
  • 上下部内視鏡的止血術
    (止血クリップ、エタノールやHSE局注、高周波装置を用いた止血術)

内視鏡検査・治療実績はこちら

スタッフ
  • 医師 9名(常勤 7名、非常勤 2名)
  • 看護師 8名、看護補助者 1名、ME 1名
設備・備品
  • 上部消化管内視鏡 10本
  • 下部消化管内視鏡 7本
  • 十二指腸鏡 3本
  • 超音波内視鏡 2本
  • 小腸鏡(術後再建腸管用) 1本
  • 内視鏡システム 5台
看護の特殊性

消化器内視鏡技師資格を持った看護師が4名在籍し、専門性の高い検査や治療の介助を行い、苦痛や不安の軽減に努め、安心して検査に臨めるように心がけております。消化器内視鏡技師学会にも毎年参加し、新しい治療や手技、他院の情報習得を行い、当院での業務改善やスタッフ教育に役立てています。
 また、内視鏡検査は体内に直接機具を挿入する検査です。使用する内視鏡に関しては検査毎に全て高レベルの洗浄・消毒を行い、処置具はディスポーザブル製品を使用するなど厳重な感染対策を行っていますので、心配なく安心して検査を受けていただけます。

腎センター

透析内容

血液透析(HD)、血液濾過透析(HDF)、在宅腹膜透析(CAPD)、その他の急性血液浄化法(血漿交換など)

透析台数

35台

スタッフ

医師 3名、看護師 16名
 臨床工学師 7名、看護補助者 1名

透析日

月・水・金(2シフト):午前8時30分~、午後3時00分~
 火・木・土(1シフト):午前8時30分~

看護の特殊性

透析室は昭和56年に8床で始まりました。その後、患者数の増加に伴い、数回にわたって増床し現在35床となり最大105名の透析を行っております。
 透析療法は、血液を体の外に引き出し、ダイアライザー(透析器)で老廃物・水分・塩分・カリウムなどを取り除いた後に再び戻す治療法です。腎不全の患者さんは、通常週3回、4~5時間の人工透析を受けますが、長時間を要する治療となるので少しでも快適に治療が受けられるように環境を整えています。
 また、当院の透析導入患者さんの原疾患は、全国統計が示すように、糖尿病性腎不全が半数以上を占めています。特徴としては、地域の病院から消化管出血・手術・検査目的で転入される患者さんが多いことが挙がります。

手術室

手術担当科

外科・消化器外科、泌尿器科・小児泌尿器科、産婦人科、皮膚科、小児外科、内科、麻酔科

スタッフ

麻酔科医師 3名、看護師 14名、看護補助者 1名、医師事務作業補助者ク 1名

勤務体制

日勤およびオンコール体制

看護の特殊性

当院手術室では、年間1,100件の手術が行われています。近年は、腹腔鏡下の手術が増えています。傷が小さく目立ちにくく、また、痛みが軽いといわれています。
 産婦人科では、周産期医療の指定を受け、北薩地区からの妊産婦を受け入れているため緊急帝王切開術にいつでも対応できるように、24時間体制で準備を整えています。

一般に多くの方は、「手術」と聞けば、不安になられるのは当然のことと思います。私達は患者さんが安心して手術に臨めるように、自分達で作成したDVDを使用し、前日に手術前訪問を行っています。訪問時の状況を麻酔科医、また各科の担当医と情報共有し、安心・安全な手術の提供を目指しています。

新たな仲間を募集しています

私達手術室スタッフは、子育て世代が子供の学校行事に参加できるように、また、その他のスタッフも希望する休みが取れるように、お互い様を合言葉に気持ちよく休めるように助けあっています。
 只今、平均年齢がやや高めです。若いあなたのパワーが是非必要です。一緒に働いてくださる皆様の応募をお待ち致しております。

5階東病棟

診療科

小児科、小児外科、泌尿器科・小児泌尿器科、放射線科、内科

病床数

43床

スタッフ

医師:小児科 3名、小児外科 1名、泌尿器科・小児泌尿器科 4名、放射線科 3名
 看護師 26名、助産師 1名、介護福祉士 1名、看護補助者 4名

主な疾患

小児科:呼吸器・胃腸疾患、感染症、川崎病、てんかん等
 小児外科:ヘルニア、虫垂炎
 泌尿器科・小児泌尿器科:前立腺・膀胱・腎臓疾患、手術、検査、化学療法
 放射線科:肺癌、乳癌、骨転移の放射線治療・化学療法
 内科:大腸ポリープ切除術、肺炎等

看護の特殊性
laboratory

5階東病棟は、小児科、小児外科、泌尿器科・小児泌尿器科、放射線科、内科と、内科系・外科系の混合病棟です。
 小児科では呼吸器・胃腸疾患や小児在宅看護、小児外科ではヘルニア、虫垂手術を行い、泌尿器科・小児泌尿器科では手術や検査、化学療法、放射線科では放射線治療や緩和医療を受ける患者さん等、様々な病気を抱えた患者さんと関わり、子供から大人まで幅広い知識や技術が必要となります。入院する全ての患者さんに対して、安心・安全な質の高い看護を提供できるよう、PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)を取り入れ、パートナー、チームで互いの特性・能力を活かしながら協力しあい、日々の看護を行っています。
 患者さんへの看護を通して喜びを感じることができる病棟を目指しています。忙しい時でも、相手の気持ちを考え笑顔で看護を行っています。

5階西病棟

診療科

循環器内科、糖尿病内科、消化器内科、一般内科

病床数

43床

スタッフ

医師:循環器内科 2名、糖尿病内科 2名、消化器内科 7名
 看護師 23名、介護福祉士 2名、看護補助者 3名

主な疾患

循環器内科:心不全、完全房室ブロック、ペースメーカ植込み術
 糖尿病内科:糖尿病 Ⅰ型・Ⅱ型、血糖コントロール、教育入院
 消化器内科:大腸癌や胃癌、膵胆管癌、化学療法、閉塞性黄疸や胆石などの内視鏡による治療、肝臓疾患

看護の特殊性

当病棟は、主に心臓疾患、糖尿病、消化器疾患の患者さんが入院されている内科病棟です。糖尿病の「教育入院」は、疾患や治療、日常生活について等「糖尿病教室」を1クール1週間で組んでいます。令和元年より、2泊3日の教育入院が始まりました。心臓疾患ではペースメーカ植込み術や心不全で入退院を繰り返す患者さん、消化器疾患では、内視鏡治療や抗癌剤治療を受ける方もいらっしゃいます。また、緊急入院も多く受け入れています。患者さんやご家族から選ばれる病棟を目指して日々業務にあたっています。
 看護職員は20歳から年を重ねてもいつも元気な6?歳までいます。雇用形態はパートや育休明けの時短勤務もおり、子育て真っ只中の人や孫の子守りに忙しい人、自分の趣味や愛犬のために頑張って いる人・・・・・・ワーク・ライフ・バランスを大切に働いています。

4階東病棟

診療科

腎臓内科、皮膚科、消化器内科

病床数

43床

スタッフ

医師:腎臓内科 3名、皮膚科 1名、消化器内科 7名
 看護師 25名(非常勤 2名)
 看護補助者:介護福祉士 2名、助手 2名

主な疾患

腎臓内科:急性・慢性腎炎、急性・慢性腎不全、糖尿病性腎症、ANCA関連腎炎、ネフローゼなど
 皮膚科:帯状疱疹、天疱瘡、熱傷、強皮症、皮膚癌など
 消化器内科:上下部消化管出血、総胆管結石、胆石症、膵炎、胆管炎、膵臓癌、胃癌、大腸癌など

看護の特殊性

4階東病棟は、腎臓内科、皮膚科、消化器内科の混合病棟です。
 腎臓内科は、全国的に糖尿病性腎症から人工透析に至る患者が増加傾向にあります。そのため、重症化予防ができ、新規透析患者の抑制につながるよう、個性を尊重しながら統一した指導を行っています。また、シャント作成をし、透析をしなければならなくなった患者に寄り添いながら治療ができるよう努めています。
 皮膚科は、表面に見える部分が多いため、皮膚を清潔に保ち、プライバシーに配慮しながら、毎日根気強い処置を行っています。治癒していく過程を励まし、共に喜びあっています。
 消化器内科は疾患に伴う検査・治療が多いため、分かりやすく説明し、なるべく苦痛を伴わず確実に実施できるよう努めています。また、緩和医療の方には、御本人・御家族・スタッフ共に納得でき、良かったと思える看護を目指しています。
 昨年度からPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)看護方式を取り入れ、以前より充実したワーク・ライフ・バランスがとれるよう、日々業務改善に取り組み、笑顔の絶えないアットホームな雰囲気で元気いっぱい日々頑張っています!

4階西病棟

診療科

外科・消化器外科、消化器内科

病床数

43床

スタッフ

医師:外科・消化器外科 4名、消化器内科 7名
 看護師 27名、介護福祉士 2名、看護補助者 2名

主な疾患

外科・消化器外科:大腸癌、胃癌、胆石、鼠径 ヘルニア、甲状腺腫瘍等の手術、化学療法等
 消化器内科:大腸癌・胃癌・胆嚢炎・胆石等の内視鏡による治療

看護の特殊性

当病棟は外科・消化器外科、消化器内科の混合病棟です。主な疾患は悪性腫瘍で、内科治療、外科治療の双方を対象に医療・看護の提供を行っています。化学療法・退院支援や終末期医療の対象者も多くチームワークが必要とされるため、緩和ケアチームや外来・医療連携等とカンファレンスを定期的に行い、情報共有を図り意思決定支援を行っています。また、ケアマネージャー等、福祉の方々とも介護支援連携を図っています。看護体制ではPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)と当病棟のみ12時間夜勤勤務体制を取り入れています。
 患者さんの立場に立って、あるいは自分の家族と思い安心・安全な看護を行うということを目標にしています。手術や 内視鏡を用いた治療、化学療法、ターミナルケアと多種多様な疾患、処置があり、高い知識と技術が求められ、やりがいを持って仕事ができる部署です。

3階東病棟

診療科

産科、婦人科、他科

病床数

36床(産婦人科25床、他科11床)

スタッフ

医師:5名
 助産師 12名、看護師 11名、看護補助者 1名

主な疾患

産科:合併症妊娠、多胎妊娠、切迫流産、切迫早産等
 婦人科:子宮癌、卵巣腫瘍、子宮筋腫、子宮脱等

 分娩件数:277件(帝王切開:89件)令和元年

看護の特殊性

当病棟は、産婦人科、他科の混合病棟です。誕生から終末期まで多岐に渡る患者様のケアを行っています。
 婦人科では、手術や抗がん剤治療を受けられる患者様へ、痛みや不安などの苦痛の軽減をはかり、できるだけ安楽に治療が受けられるよう寄り添った看護を目指しています。
 産科では地域母子周産期センターとして、合併症妊産婦さんや低出生で産まれた新生児にも質の高いケアを提供しています。外来とも一体化し、カンファレンスで情報共有も行っています。そのため、必要な妊婦さんには入院前からサポート体制を構築し、安心して出産に取り組めるように心掛けています。
 にぎやかすぎるのが玉にきず(笑)ですが、忙しい時ほど笑顔を忘れずに患者様・ご家族に寄り添った看護ケアを提供して参ります。

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