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〒895-0074 鹿児島県薩摩川内市原田町2番46号

臨床指標

臨床指標(クリニカルインディケータ)とは、医療行為あるいは医療サービスの提供状況をモニタリングする為の指標であり、これらの結果を分析し、改善をすることにより医療サービスの質の向上を図るものです。
①年間外来患者延べ数
01
②年間入院患者延べ数
02
③病床利用率
03

 病床利用率は入院ベッドの利用される割合を示し経営管理状況を示す指標の1つです。

④平均在院日数
04

 平均在院日数とは入院された患者の平均入院日数を示します。平均在院日数が短い場合は、効率的な医療が提供され、患者さんの早期社会復帰を促進していると評価できます。

⑤院内死亡率
05

 院内死亡率は、退院された患者さんのうち、お亡くなりになった患者さんの割合を表しています。

⑥剖検率
06

 剖検とは、ご遺族の承諾のもとお亡くなりになった患者さんのご遺体を解剖させて頂く「病理解剖」の略です。1年間にお亡くなりになった患者さんに対する剖検数の割合になります。

⑦紹介率・逆紹介率
07

 紹介率とは開業医や他の病院からの紹介で受診された患者さんの割合、逆紹介とは当院から開業医等へ紹介した割合です。
 紹介・逆紹介率は、地域の病院・診療所との連携をどのくらい図っているかを示す指標となります。

⑧退院後4週間以内再入院率
08

 当院を退院後、4週間以内に予定外に再入院となった割合を示します。入院管理や退院指示が適切であったかを再評価する指標になります。
 ※前回入院時の疾患と関連する疾患により、4週間以内に予定外に再入院した場合を対象としています。

⑨救急車搬入件数
09

 当院は、災害医療を含めた地域の救急医療にも力を入れています。
 救急車搬入件数は、その指標となります。

⑩患者満足度
10

 患者満足度調査における病院全体の「非常に満足」「満足」の割合を示しています。
 満足度調査の結果を踏まえ、患者サービスの改善や医療・看護の質の向上に取り組んでいます。

⑪カルテ開示件数
11

 当院では患者さんと情報を共有することで、より質の高い医療を実現することを目的として、カルテ開示に積極的に取り組んでいます。

⑫クリニカルパス適用率
12

 クリニカルパスとは、医療スタッフと患者さんが治療経過の情報を共有するため、治療や検査等の予定を時間軸に沿ってまとめた診療スケジュール表です。クリニカルパスにより、医療の標準化が図られ、効率的で安全な医療の提供を行う事ができます。パスの使用数や使用頻度は、病院全体のチーム医療の成熟度や根拠に基づいた医療をいかに実践しているかを表す指標になります。

⑬栄養指導件数
13

 栄養指導は、患者様の栄養状態の改善のため栄養や食生活に関する教育的働きかけを行い、疾病の進行防止、回復、予後などの過程における治療の基礎的な役割を担います。

⑭薬剤管理指導件数
14

 薬剤管理指導とは、薬剤師が患者さんに対し、薬剤の説明をするだけでなく、患者さんの安全対策、特に副作用及び薬害を防止することを目的に行うものです。

⑮無菌製剤処理件数
15

 無菌製剤処理とは、安全キャビネットやクリーンベンチなどの無菌環境において無菌化した器具を用いて製剤処理を行う事です。

⑯医療相談件数
16-1

 健康福祉課・医療連携室では患者さんが安心して療養できるように、経済的な問題、在宅生活における生活上の問題、転院に関する相談など幅広く対応しています。

16-2

 相談内容別件数
 当グループでは、生活困窮者にたいして診療費の無料又は低額診療も行っています。

⑰手術件数(手術室実施)
17
⑱手術後の肺塞栓発症率
18

 肺塞栓症は入院中の長期臥床や手術等により発症することが多く、発症した場合致命的な病状となります。発生率が低い場合は、入院中の肺塞栓症予防の積極的な取組みによる、その効果が評価できます。
 2020年度~2022年度は、0件0%でした。

⑲褥瘡推定発生率
19

 褥瘡推定発生率は、入院中に新たに褥瘡が発生した患者さんの割合を示したものです。
 発生率が低い場合は、患者さんのQOL向上に積極的に取り組んでいると評価できます。

⑳褥瘡有病率
20

 褥瘡有病率は、入院している患者の中で褥瘡を保有する割合になります。当院では、褥瘡対策に関する診療計画に基づき、適切な褥瘡対策を行っています。

㉑輸血廃棄率(RBC・FFP・PC)
21

 我が国の輸血製剤は全て献血で作られている為、廃棄する事なく適切に使用する必要があります。
 輸血製剤の廃棄率は、病院での効率的治療の目安となります。

㉒インシデント報告件数(3a以下)
22

 医療事故を予防する方法として、アクシデント手前のインシデントを多数集めて分析し対策を立てます。そして、その対策を職員が実行し医療事故の予防に努めています。

㉓アクシデント報告件数(3b以上)
23
㉔転倒転落発生率
24

 高齢の患者さんの増加により、入院中の転倒が増加傾向にあります。
 転倒発生を防止するため、事象の原因と対策について検討・改善に努めています。
 ※‰(パーミル)とは、1000分の1を表す単位(千分率)であり、1‰は0.1%となります。

㉕転倒転落受傷率
25